暖かくなってきたので、
週末は路上パフォ-マンスをやっているわたしである。
曲が完成してしまうと、スタジオにこもって一人で練習していても
面白くないし、たいして練習にもならない。
路上に出てゆくのは、はじめはすこし勇気がいったが、
もういまではなれたモンである。
人間なれたらなんでもできる!だぁ~! …である。
それに、路上だとすでにそこに人はいるので、集客する必要がない。
これがヨイデハナイカ!!
音楽好きで、わたしの音楽にチュ-ニングの合ったひとは、
しばし足を止めて聴いていってくれる。
拍手やお褒めの言葉をいただくこともある。
ときにはCDを買ってくれたりもする。
そのような人とは、名刺を交換して、
その日のうちにフェイスブックで友達になってしまうのである。
このあいだなどは、30年ぶりに女友達に再会した。
わたしの歌声に記憶があって、よく見たら「井形くんじゃないの!」
となった。
単に路上ですれ違っていたなら、絶対におたがい
気がついていなかっただろう。
これなんかはもう、単なる偶然を通り越した不思議な経験だった。
今夜もなにがおこるかわからない!
どきどき! …です!
「朝の似合うまちへ」5/19 国立駅南口